マッサージしても治らない「体の痛み」、実は「毎日の食事」が原因かもしれないという話
2026/05/29
日頃、趣味で調べている健康情報についてnoteにまとめているのですが、
こちらでも共有をしていきます。
たぶんnoteからのほうが読みやすいと思うので気になる方は
こちらから見ることをオススメします。
https://note.com/huge_turtle4317/n/ne27a03478863
以下、書き起こしです。
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こんにちは!
慢性的に肩が凝るとか、
腰がずっと痛い、みたいな人って多いじゃないですか。
マッサージに行ったり、ストレッチをしたりしても、その場は良くなるけど数日経つとすぐ元に戻っちゃう、みたいな。
これ、
「骨や筋肉のバランスが悪いからかな」と思いがちなのですが、
実は
「日頃の食事のせいで、神経が痛みに超敏感になっているだけかもしれない」という研究がすごく盛り上がっているんです。
専門用語では「食事性炎症」って言うらしいんですが、
読んでも漢字ばかりで難しいので、かみ砕いてみました。
体の中で「小さなボヤ」が起きている
結論から言うと、
体に悪い食事を続けていると、
体の中で「小さなボヤ」がずーーーっと起きている状態になるみたい。
仕組みはこんな感じ。
お腹の壁がゆるむ
スナック菓子とか、揚げ物とか、サラダ油を
たっぷり使った料理(超加工食品など)をたくさん食べていると、
腸の壁(バリア)にちょっとした隙間ができちゃう。
不審者が血液に入り込む
その隙間から、本来はお腹の中に留まっておくべき
「菌の成分(LPS)」が、血液の中に漏れ出しちゃうんですね。
例えるなら、
「セキュリティーの隙間を突いて、家の中に入ってきた不審者」
みたいなもの。
体の中で警報が鳴り響く
血液に不審者が入ってくると、
体のパトロール隊(免疫細胞)が
「大変だ!敵が来たぞ!」と大騒ぎします。
これが、体の中の「小さなボヤ(慢性炎症)」。
大火事ではないんですが、体の中でパチパチと煙が燻っているイメージです。
神経の「ボリューム」がマックスになっている
で、このボヤが起きると、何がまずいのか。
体の中で警報が鳴り響いていると、
周りの神経たちがめちゃくちゃ警戒モードになります。
スマホで言うと、
「通知の音量がマックスになって、
バイブレーションも激しく震え続けている状態」です。
そうすると、どうなるか。
普通なら
「ちょっと肩が重いな」とか「少し腰に負担がかかったな」
くらいのスルーできるレベルの軽い刺激なのに、
神経のボリュームがマックスになっているせいで、
脳に「大激痛です!!!」と大げさに伝わっちゃうんです。
つまり、
痛みの原因は「そこが傷ついているから」じゃなくて、
「食事のせいで、神経が痛みをインターセプトする感度が上がりすぎているから」かもしれない、というわけ。
これ、
実は春先によくある「花粉症」などのアレルギーとか、
頭がボーッとする「ブレインフォグ」とかも、
全く同じ仕組みで関係しているみたいです。
体の中の下火が強いから、
花粉という火種がちょっと入っただけで大炎上しちゃうんですね。
じゃあ、どうすればいいの?
やることはすごくシンプルで、
「体の中の火を消す」ことがいいみたい。
「引き算」と「足し算」で考えてみると分かりやすいです。
引き算(火に油を注がない)
まずは2週間だけでいいので、
スナック菓子、揚げ物、市販のサラダ油を
たっぷり使った料理を少し減らす。
これらは、体の中のボヤを大きくする「燃料」になってしまいます。
足し算(火を消す水をまく)
代わりに、サバやイワシなどの「青魚(オメガ3)」を食べたり、
海藻やオクラなどの「ネバネバした食物繊維」を食べます。
これらは腸の壁を修理したり、ボヤを消す「水」の役割をしてくれます。
まとめ
「体が痛いから、外側からマッサージする」
というのももちろん大事。
けど、
「体の中のボヤを消すために、食べるものを変える」
という内側からのアプローチを組み合わせると、
驚くほど痛みが引くことがあるみたいです。
食事を変えてから、痛みのボリュームが下がるまでには
2週間〜1ヶ月くらいタイムラグがあるそうですが、
その前に「お通じが良くなる」とか「朝スッキリ起きられる」といった変化が先にサインとして現れるそうな。
「最近、何をやっても体が痛いな」という人は、
整体に行く前に、まずは今日の夜ご飯を青魚に変えてみる、
みたいなことから始めてみるといいかもしれません。
というわけで、今日は「食事と痛みの意外な関係」についてでした。
では!
【出典・参考リンク】
本記事で紹介した「食事炎症指数(DII: Dietary Inflammatory Index)」や「慢性痛(Chronic Pain)」に関する医学研究・論文は、米国の国立医学図書館が運営する世界最大のデータベース「PubMed」などで多数公開されています。
Google Scholar等で上記の英語タイトルをそのまま検索すると、世界中の医学論文の原文にアクセスできますのでぜひ覗いてみて。
論文タイトル: Designing and developing a literature-derived, population-based dietary inflammatory index.
著者・発表年: Shivappa N, et al. (2014年)
掲載誌: Public Health Nutrition
この記事とのつながり: 「食事によって体の中にボヤが起きる」という現象を、世界で初めて科学的にデータ化・指標化した、この分野の生みの親とも言える研究。
論文タイトル: Do nutritional factors interact with chronic musculoskeletal pain? A systematic review.
著者・発表年: Elma Ö, et al. (2020年)
掲載誌: Journal of Clinical Medicine
この記事とのつながり: まさに「マッサージをしても治らない痛み」に対して、内側からの栄養アプローチがなぜ必要なのか、その根拠となるデータを集めて検証している論文。
論文タイトル: Chronic musculoskeletal pain and nutrition: where are we now?
著者・発表年: Elma Ö, et al. (2020年)
掲載誌: PM&R (Journal of Injury, Function, and Rehabilitation)
この記事とのつながり: 「お腹のボヤ」がどうやって「神経のボリュームマックス(中枢性感作)」に繋がるのか、その具体的なリレー経路を脳神経科学の視点から解説している論文。
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