【稲沢市】いい睡眠取れていますか？〜健康な睡眠環境のつくり方〜

まずお伝えしたい大事なことは、

寝心地の良い寝具＝健康に良い寝具ではないということです。

 

こんな経験はありませんか？

ホテルに泊まったときにふっかふかで身体が包み込まれるような気持ちのいいベッドに寝たけど、朝起きると腰が痛い。

これは寝始めは気持ちよく感じるのですが、寝ている間に身体が深く沈みこんでしまうためです。特に腰は身体の中でも重いため沈みやすいです。

また身体が沈み込むことで寝返りが打ちづらくなります。そうすると、血流が悪くなり、うっ血しやすくなってしまいます。

 

そのため、健康になるための寝具は硬すぎず、柔らかすぎない適度な反発力があるものをお勧めします。

選ぶ基準としては仰向けで寝た時に腰が2~3cm程度の沈み具合のものがベストです。

またマクラについても同様のことが言えます。

柔らかすぎるマクラを使用すると寝ている間に深く沈み圧迫してしまうことで起きた時に首が痛くなることがあります。

また首は通常、前湾しているのですが柔らかい首が沈むマクラを使っていると、この湾曲がなくなってしまい、いわゆるストレートネックを助長します。

 

ストレートネックになると下記のような症状を引き起こす恐れがあります。

・首、肩の凝りや痛み
・頭痛
・手のしびれ
・めまい
・吐き気

 

そのためマクラは下の図のように、首に適度な高さがあり沈みこまないもの、頭を支えてくれるものをお勧めします。

お次に整体による睡眠へのメリットや当院で行っているアドバイスについて説明します。

 

みなさんは”副交感神経”という言葉を聞いたことがあると思います。

ざっくり言うとリラックスを司る神経です。副交感神経に対して活動を司る神経が交感神経。

睡眠時はこの副交感神経が優位になることで深い眠りにつき、良質な睡眠をとることが出来ます。

 

脳からの指令が電気のように神経を通って身体の各部位に伝達されるのですが、この指令が骨の歪みや筋肉の過緊張によって疎外されることがあります。

そうすると副交感神経が働きづらくなり、睡眠の質が悪くなることで寝つきが悪い、なんか朝起きたときにだるいなどのことが起きます。

 

そのため、当院ではこういった神経系への影響がないかもカウンセリングや検査で見極めて原因箇所を施術を行います。

原因箇所にアプローチした結果、患者様からは施術をした日からぐっすり眠れるようになったとお声いただくこともあります。

 

当院ではお身体と寝具からの睡眠のアドバイスを行っていますが、その他の明かりや寝る前の行動など睡眠環境についてもアドバイスさせていただきます。

 

睡眠デザインを整体院で取り入れることで、患者様は心身ともに健康な状態を保つことができ、より充実した生活を送ることができます。

そして、その結果として、健康な身体と心がもたらすさまざまなメリットを享受することができるのです。

整体院での睡眠デザインは、長い目で見れば投資になると言えるので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。