【稲沢市】膝蓋靭帯損傷の原因と予防について解説!
2023/11/10
膝蓋靭帯の損傷は、スポーツや日常生活でよく見られる怪我の一つです。
この靭帯損傷を引き起こす原因には、様々な要因があります。今回は、膝蓋靭帯損傷の原因と予防について分かりやすく解説します。靭帯損傷を防ぐための正しい知識を身につけ、健康な膝を保ちましょう。
目次
●膝蓋靭帯損傷とは?
膝蓋靭帯は、膝を支える大切な組織であり、スポーツや日常生活においてもよく使われる部分です。しかし、意外と膝蓋靭帯損傷を起こしてしまう人は多く、損傷の程度によっては手術が必要になることもあります。膝痛や腫れがある場合、早期の対処が必要です。
●膝蓋靭帯損傷の原因は?
膝蓋靭帯損傷は、膝の上部にある靭帯が損傷を受けた状態を指します。
この靭帯は、膝の動きにおいて安定性をもたらす重要な役割を担っています。膝蓋靭帯損傷の主な原因は、スポーツや運動中の急激な動きや衝撃です。バスケットボール、フットボール、サッカーなどのコンタクトスポーツや、スキー、スノーボード、スケートボードなどのアクションスポーツでも多く見られます。また、トレーニング不足や身体の柔軟性不足からも損傷が起こりやすくなります。
また、膝蓋靭帯損傷は加齢に伴っても起こりやすく、特に50歳以上の人々に影響を与えます。膝蓋靭帯損傷を予防するためには、十分な体力・柔軟性のキープや、運動時のプロテクター着用、運動前の十分なウォーミングアップ、ハイリスクなスポーツ競技を行う際の適切な指導などが必要不可欠です。
●膝痛予防に役立つストレッチとは?
膝痛予防には、適切なストレッチが必要不可欠です。
整体院でのカウンセリングや施術に加え、以下のストレッチを日常的に行うことで、膝関節を健康に保つことができます。
①ハムストリングストレッチ まっすぐに座り、片方の足を真っ直ぐに伸ばした状態で、反対側の足を曲げ、足裏を内側に寄せます。まっすぐな足側に手を伸ばし、つま先を引っ張りながらのストレッチを10秒キープしましょう。反対側も同様に行います。
②ヒップストレッチ 正座の状態で、両手を後ろについて真っ直ぐに背筋を伸ばし、片方の足を前に出します。前に出した足の膝が地面から浮いている場合は、順番にストレッチしていきましょう。そのまま股関節を床に近づけ、10秒キープします。反対側も同様に行います。
③膝裏伸展 仰向けに寝て足を真っ直ぐ上げます。膝をほんの少し曲げた状態で、両手で膝裏を掴み、仰向けの状態をキープします。その後、ゆっくりと足を倒してストレッチをします。
以上3種類のストレッチを行うことで、膝を含めた下半身の筋肉を柔らかくし、痛みを和らげることができます。ただし、急激な運動や無理な姿勢でのストレッチは、逆に痛みを引き起こすことがあります。整体院で正しい姿勢やストレッチを学び、膝痛予防に取り組んでみましょう。