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背中の痛み・張り:原因や解消法について 稲沢市のTotal health support Sherpaが解説

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背中の痛み・張り:原因や解消法について
稲沢市のTotal health support Sherpaが解説

背中の痛み・張り:原因や解消法について 稲沢市のTotal health support Sherpaが解説

2024/10/02

こんにちは。

愛知県稲沢市の整体・カイロプラクティック院、Total health support Sherpa 代表の窪田です。

今回の記事では私の経験をもとに、

背中の痛みの原因や当院での解消法についてお話ししていきたいと思います。

目次

    背中の痛み・張りの症状について

    背中の痛みや張りの症状についてご紹介していきます。


    臨床でよくみられる症状の一例としては、

    • 作業をしているとよく背中が痛くなる
    • 背中の張り感が気になる時がある
    • 呼吸が浅くなっている気がする、息苦しい
    • 背中のあたりが詰まっているような感じがする
    • 肩甲骨の間がこっている、張っている
    • 背中をギューッと揉んでもらいたくなる
    • 背中に力が入り、うまく力が抜けない
    • 猫背や巻き肩など、姿勢が気になっている


    などが挙げられます。

    肩や腰はもちろんのこと

    ちょうど中間の背中の痛みや張りが気になっている方は臨床的にもかなり多いです。


    背中の筋肉は、主に姿勢を維持するために働いています。


    立位や座位の姿勢を維持するため、脱力して寝ている時以外は常に緊張することでバランスを保っているため、問題が起こりやすい部位でもあります。

    そんな背中の症状の原因や対策を知ることが、症状改善に向かうための第一歩となります。

    背中の痛みや張りの原因

    背中の痛みや張りの原因についてお伝えしていきます。

    一般的に言われている原因としては、

    • 加齢に伴う骨や靭帯の劣化
    • 作業や不良姿勢による負荷
    • 内臓疾患などに由来するもの
    • 精神的なストレスの影響

    などが挙げられます。

    一般的な対処法 

    背中の痛みや張りに対する、一般的な対処法についてお伝えしていきます。

    よくある対策の一例としては、

    • ストレッチをする
    • マッサージをする
    • 筋トレをする
    • 温める(お風呂など)

    などが挙げられます。

    主には、痛みを感じている背中の筋肉やその周辺組織に対するアプローチとして行われます。

    また、これらの対策に共通するのは、「筋肉に対してのアプローチ」であるということ。

    臨床的には、背中の痛みや張りの原因には、関節や神経系のトラブルなど様々なものがあります。


    そのため、筋肉以外の問題によって症状が起きているのであれば、

    そちらに対してアプローチをしていく必要があります。


    上記の一般的な対処法を試しても症状が改善されない場合、

    整体院などで筋肉以外の問題を見つけて対処していく必要もあると考えます。

    背中を揉んでも改善されない理由 

    背中の痛みは揉んでも治らないことがほとんどです。

    なぜなら、背中の筋肉自体の問題によって痛みが起きているケースが非常に少ないからです。

    逆に、背中以外に問題があったり、背中の筋肉ではなく、

    関節や膜組織に問題があるケースが数多く存在します。

    その問題を無視して背中の筋肉をほぐしたりしても、痛みや張りは一向に取れません。

    むしろ、無理な力で押さえることで局所の組織を傷つけたり、筋肉が硬くなってしまったりします。


    また、猫背などの姿勢不良も併発している場合、

    背中の筋肉は引き伸ばされて伸長ストレスが加わっている状態です。

     

    そのため、むやみに揉んでしまうと伸長ストレスがさらに大きくなってしまい、背中の痛みや張りが強くなってしまうケースがあります。

    これについては、肩や首についても同じことが言えます。

    スマホを触っている時などには、肩・首の筋肉にはストレッチがかかり伸長ストレスが加わっています。

     

    筋肉が伸びながら縮められている状態なので、マッサージなどで揉んでしまうと逆効果になるケースがあります。

    今ご紹介したことなどが、揉んでも改善しない大きな理由のひとつです。

    首から背中にかけての症状ではどうしても揉んで欲しくなるかもしれませんが、

    症状を引き起こしている原因が別にあるケースが多いため注意が必要です。

    臨床でよくある背部痛の原因

    私が臨床でよく見かける背中の痛みや張りの原因についてご紹介していきます。

    背中の痛みを持つ方に共通する問題点としては、

    • 肝臓の問題
    • 胸膜・腹膜の問題
    • 中枢神経の問題
    • 特定の栄養素の不足
    • 睡眠環境の問題

    などが挙げられます。

    ひとつずつ解説していきましょう。

    肝臓の問題

    背中の痛み・張りの症状をお持ちの方は、肝臓に何らかの問題を抱えているケースが多いです。

    肝臓はアルコールの分解や解毒、疲労回復や消化酵素を生成するなどの働きがあります。

    しかし、身体に起きる様々な問題がきっかけとなり、肝臓やその周辺組織は硬くなったり、動きが悪くなったりします。

    それによって、肝臓と神経でつながる体表面のエリアで痛みを引き起こすことがあるのです。

    ちょうど画像で示されている箇所に対して、肝臓をはじめとする様々な内臓由来の痛みや感覚の異常が起こってきます。

    こちらの画像では右側だけに示されていますが、実際は左側に出ることもあると言われており、あくまでも目安として捉える必要があります。

    私の臨床経験では、肝臓に限らずその他の内臓関連の不調によって、背中の痛みや張りが起きてしまっているケースは見かける頻度が高いです。

    胸膜・腹膜の問題

    胸膜・腹膜の問題も背中の痛みや張りの症状に影響します。

    私たちの全身は、結合組織といって各器官の間を埋めるようにして膜の組織で覆われています。

    胸部には胸膜、腹部には腹膜がそれぞれ分布していますが、そのあたりの緊張によって背中の緊張が起きていることも臨床上よくあるケースです。

     

    この膜組織は、長時間の同じ姿勢・無理なストレス・水分不足などの様々な要因で硬くなります。

    そんな膜の一部である胸膜・腹膜の緊張が起こることによって、姿勢などに影響を及ぼし背中の痛みを引き起こしているケースがあります。

    膜組織のどの範囲では問題が起きているのかは人によって本当にバラバラで、範囲が広く浅いようなタイプの人もいれば狭く深いような方まで様々です。

    そのような問題を見極めて、適切にアプローチしていくことが背中の痛みや張りの改善には重要です。

    股関節の問題

    背中の痛みなどの症状と股関節は密接に関連します。

    なぜなら、股関節を柔軟に使えないような状態である場合は、

    生体力学的にみて背中周りの負担が増えてくるからです。


    本来は股関節と協力して上半身を使うべき場面でも、

    うまく連動せずに背中ばかりにオーバーワークさせてしまうような状態になれば、

    それが背中の痛み・張りの原因となるケースがあります。

    また、立ち仕事の方も座り仕事の方も

    この股関節の周りに問題を抱えていることが多いです。

    わずかな動きの悪さや歪み、周辺組織の硬さなどが影響して

    症状の引き金となってしまいます。

    中枢神経の問題

    中枢神経の問題によって背中の痛みや張りが生じていることがしばしばあります。

    中枢神経とは、脳や脊髄などの中枢に存在する神経のことを指し、

    私たちが身体を正常にコントロールするためには必要不可欠なものです。

    そんな中枢神経の通り道に、歪みなどの何らかの問題があったとします。

    すると、背中の筋肉も中枢神経からの命令を受けて働くので、

    神経の通り道で問題が起きてしまうとその命令がうまく処理できなかったりします。

    すると、本来は緊張しなくて良い場面でもずっと力が入りっぱなしの状態になってしまったり、中枢神経からの影響で背中の痛みなどの症状を引き起こすことがあります。

    臨床的にも、このパターンによって背中の痛みや不調を訴えるケースは結構多い印象です。

    栄養素の不足

    多くの人が食事の栄養バランスまで考える余裕がなく、仕事に追われて忙しく過ごしているのではないでしょうか?

     

    実際に背中の痛みで悩んでいる方の毎日の食事を聞くと、

    おにぎりやパン、麺類など、手軽に食べられる炭水化物(糖質)の摂取が多くなっている人も少なくありません。

     

    そのような人は、ビタミンやミネラルが不足し、肩こりにつながっている場合が考えられます。

     

    背中の張り感や痛みの改善・予防には、以下のような栄養素を含んだ食品を
    意識して取り入れてみることがおすすめです。

     

    ビタミンB1

    筋肉を動かす際に必要なエネルギーを糖質から作り出す。

    不足すると血流が悪くなり、疲労物質が溜まりやすくなります。豚肉、玄米、大豆、枝豆などに多く含まれています。

     

    ビタミンE

    血液の流れを良くする働きがあり、血行不良の軽減に役立ちます。

    アーモンド、ヘーゼルナッツ、落花生、モロヘイヤ、かぼちゃ、ほうれん草、大豆などに多く含まれています。

     

    タンパク質

    筋肉の材料です。不足すると筋肉が衰える原因となります。

    牛ヒレ、豚ロース、鶏肉ささみ、鮭、卵、大豆製品などに多く含まれています。

     

    カルシウム

    筋肉の収縮を助けます。

    不足すると骨を溶かして、血中のカルシウム濃度が高くなり、過度に筋肉の収縮をしてしまします。

    乳製品、煮干し、納豆などに多く含まれています。

    睡眠環境の問題

    日中ではなく睡眠中や起床時に背中に痛みを感じる方の原因には

    次のようなことが考えられます。

    • 寝姿勢が悪い(マットが合っていない)
    • 睡眠時間が長い
    • 睡眠不足や水分不足

     

     

    寝姿勢が悪い(マットが合っていない)

    睡眠中に身体を丸めたり、うつぶせに寝たりすると背中の筋肉に緊張がかかり、痛みの原因になります。また、睡眠姿勢が悪いと骨や筋肉、内臓への負担が増し、血行やリンパの流れが滞ってしまいます。

     

    また仰向けで寝ていたとしてもマットが柔らかく、背中が沈んでしまい圧がかかってしまうことで背中が痛くなる可能性があります。

    その結果、睡眠中でも身体が緊張状態でリラックスできず、眠りが浅くなったり、睡眠の質が低下したりします。

     

     

    睡眠時間が長い

    睡眠中は肩や腰などに体重がかかりやすいため、睡眠時間が長いと負荷がかかって血流が悪化します。その結果、体に疲労物質が溜まりやすくなり、起き抜けに背中の痛みが生じてしまうのです。

     

     

    睡眠不足や水分不足

    睡眠不足は自律神経の乱れを促し、交感神経が働きすぎることで筋緊張が生じ、痛みを感じやすくなります。水分不足も筋肉を凝り固まらせると同時に血行不良につながります。

    症状ではなく、あなたを診る

    私の臨床経験などをもとに様々なものをご紹介してきました。

    しかし、何と言っても症状の原因はあなたの身体の中に存在します。

    いくら「背中の痛みに効くツボ」を押さえても、そこが原因でなければいつまで経っても改善されません。

    大切なのは、

    あなたが抱える症状ではなく、 症状を抱えるあなたを診る ことです。

    当院では、そのような考え方を主眼におき、日々施術に当たっております。

    まとめ

    背中の痛み・張りについてまとめていきます。

    • 背中の痛みは主に生活習慣が関連する
    • 背中を揉んでも改善されないケースが多い
    • 背中以外の問題によって起こることがほとんど


    背中の痛みや張りの症状でお悩みの方はたくさんいらっしゃるかと思います。

    こちらの記事でもお伝えしているように、一口に背中の痛みと言っても背中以外の問題によって起きていることが多く、またその原因には本当に個人差があります。

    当院では、そんな背中の痛み症状の原因がどこにあるのか、様々な検査や施術を用いて探していきます。

    根本的に身体を良くしたい方は、一度ご相談いただければと思います。

     

    *ご予約はこちら→〈予約・お問い合わせページ

    【記事作成者 Total health support Sherpa(シェルパ)(愛知県・稲沢市・国府宮)】

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