【稲沢市】胸郭出口症候群のセルフケアについて解説!
2023/11/08
胸郭出口症候群は、腕や肩に痺れや痛みが生じる疾患の一つです。
この症状に悩まされる人々は、適切なケアが必要です。そこで、本記事では胸郭出口症候群のセルフケア方法について、詳しく解説します。また、整体院での治療法についても紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
●胸郭出口症候群とは?
胸郭出口症候群とは、肩や胸部の痛み、しびれ、腕の痺れ、手の冷えなどの症状が現れる疾患です。
胸郭出口は、胸郭の上部、肋骨と背骨の間にある狭い部分で、血管や神経が通っています。この狭い胸郭出口が圧迫されることで、症状が現れると考えられています。
原因はさまざまで、例えば運動選手のような筋肉が発達しすぎた場合や、長時間同じ姿勢でパソコン作業をしている場合などが挙げられます。
整体院での治療は、筋肉や骨格のバランスを整えて圧迫を緩和することが目的となります。また、ストレッチや運動を取り入れたり、日常生活で姿勢に気を付けたりすることも大切です。早めの治療が症状改善につながりますので、症状がある場合は早めに専門医に相談することをオススメします。
●セルフケアで改善できる!胸郭出口症候群の対策方法
まずは、姿勢を正すことが大切です。肩を引いて胸を張り、背筋を伸ばすように心がけましょう。
また、デスクワークの際は、定期的に休憩をとり、ストレッチをするようにしましょう。鎖骨周辺の筋肉をほぐすマッサージも効果的です。
さらに、呼吸法も大切です。鼻からゆっくり息を吸い、口からはゆっくり息を吐くように繰り返すことで、血流改善や神経の緊張を緩和することができます。これらのセルフケアを取り入れることで、胸郭出口症候群による症状を緩和することができます。
●胸郭出口症候群に効果的なストレッチ方法を紹介
1つ目は首のストレッチです。正座をし、手を後ろで組みます。そして、肘を伸ばしながら両手を上に上げ、首を前に倒します。その状態を10秒ほど保ち、ゆっくりと元の姿勢に戻します。この動作を3回繰り返します。
2つ目は肩甲骨のストレッチです。正座をし、背筋を伸ばします。その状態で、肩甲骨を内側に引き寄せるようにして7秒ほど保ち、リラックスします。この動作を5回繰り返します。
3つ目は肩のストレッチです。まず、右手を頭の上に上げます。そして、左手で右肘をつかみ、右腕を左側に引っ張ります。この状態を10秒ほど保ち、ゆっくりと元の姿勢に戻します。同様に、左手を上げた状態で右手で引っ張ることを5回繰り返します。
以上のストレッチを行うことで、肩や腕の痛みやしびれを改善することができます。しかし、肩関節周辺のストレッチは難しい場合がありますので、整体院での施術も併用していただくことをおすすめします。
●食事や生活習慣にも注意!胸郭出口症候群の予防方法
予防するためには、食事や生活習慣にも注意が必要です。
まずは、食事面での注意点です。食べ過ぎや不規則な食生活、栄養バランスの偏りなどが胸郭出口症候群の原因になることがあります。バランスの良い食事を心がけ、食べ過ぎには気をつけましょう。
また、生活習慣面でも注意が必要です。スマートフォンやパソコン、テレビなどの長時間の使用や、長時間の座り仕事、不規則な生活リズム、運動不足などが胸郭出口症候群を引き起こすことがあります。定期的な運動やストレッチ、姿勢の改善、正しい睡眠などを心がけましょう。
最後に、整体院に通うことも予防につながります。筋肉のコリや神経の圧迫を解消することで、痛みやしびれの改善につながることがあります。予防のためには、日頃から食事や生活習慣に注意を払い、整体院でのケアを取り入れることが大切です。
●整体院での胸郭出口症候群治療法とは?
整体院で提供されている胸郭出口症候群治療法についてお伝えします。
整体院では、最初に現在の症状などをヒアリングし、姿勢の調整やストレッチングなどで筋肉の緊張を緩和する施術を行います。次に骨やリンパ系へのアプローチで胸郭出口の解放を行い、神経や血管の圧迫を軽減し、血流の改善を促します。施術後は、ストレッチやトレーニングなどのアドバイスも行い、再発を防ぐためのケア方法をお伝えします。専門的な治療であるため、まずは整体院への相談をおすすめします。