【稲沢市】顎関節症の原因と予防方法
2023/11/19
顎関節症は、ストレスや歯の噛み合わせの悪さなどが原因として挙げられるようになってきました。
患者さんが抱える症状も、口を開けると痛みや違和感を感じるというものから、頭痛や肩こり、不眠など、様々なものがあります。
これらの症状を改善するためには、正しい予防方法が求められますので、ここでは健康な生活の為のアドバイスをお伝えします。
目次
●顎関節症とは?
顎関節症とは、顎の動きに関する症状を指す総称的な呼び名です。
それは、顎の開け閉めや咀嚼、発音などの障害や痛みのことを指しています。
多くの場合は、歯科の治療の対象になることが多いですが、整体院でも対応している所もあります。顎関節症は、噛み合わせや歯並びといった歯と顎の関係が影響を与えると言われています。
つまり、歯の反対咬合をする人や、咬筋や側頭筋が硬くなっている人がこの症状を発症する傾向があります。
そのため、整体院では、骨盤や脊柱、肩周りなどの歪みを矯正し、筋肉の緊張を和らげる施術を行うことが、より効果的な治療となるでしょう。
顎関節症は症状によっては生活にも支障をきたすことがあるため、早期の治療が望まれます。
●顎関節症への当院の対応
当院では身体の全体性を見た上で、施術を行っていきます。
高層マンションを思い浮かべてください。
足が基礎だとすると、足首、膝、骨盤、背骨(1階、2階、3階...)と段々上がっていきます。
そう考えたときに、仮に足の骨が歪んでいるとどうなるでしょうか?
足の少しの傾きも、頭に行くころには大きな傾きとなっています。
そうすると顎の骨が歪んでいるからと言って、顎の骨を矯正するだけでは良くはなりませんよね?
そのため、当院では例え症状が顎にあろうとも身体の全体性を見た上で、施術を行ってまいります。
●顎関節症の原因
痛みの原因は様々で、噛み合わせの調整が必要な場合もありますが、ストレスや姿勢の悪さが根本原因であることが多いです。
また、歯ぎしり・食いしばりも、顎関節症を引き起こす原因の一つです。
歯ぎしり・食いしばりが原因の場合は、歯の噛み合わせに影響を与えることもあるため、その場合は専門家に相談の上マウスピースを使った治療も有効的です。
●顎関節症と生活習慣
顎関節症の症状に苦しむ方は、ぜひ生活習慣の改善を取り入れてみてください。
まずは、食事に注意してください。
硬い食べ物や噛み応えのある食べ物は避けましょう。
また、長時間かけて食事をすることも控え、小分けにして食べるように心がけましょう。
また、姿勢の改善も重要です。デスクワークなどで長時間座っている場合は、背中を伸ばして座りましょう。首や肩のコリを解消するストレッチや、顎をマッサージすることも効果的です。
さらに、ストレスの軽減も大切です。ストレスがたまると、顎を緊張させやすくなります。
ストレス発散の方法として、ウォーキングやヨガなどの運動、趣味の時間を作ることもおすすめです。
顎関節症に苦しむ人は、生活習慣の改善によって症状の緩和が期待できます。整体院などでの施術と併用して、健康的な生活を送るように心がけましょう。